頭痛の原因を探ることが改善の手がかりや病気の発見に繋がる

ウーマン

激しい痛みが続く

ドクター

頭痛の種類を調べたことのある人は群発頭痛という言葉を目にしたことがあるでしょう。片頭痛やストレスからくる緊張型頭痛はよく知られていますが、この群発頭痛というものはあまり知られていません。別名自殺頭痛という恐ろしい名称もあるこの頭痛は、病気以外が原因とされる頭の痛みの中で一番症状が重いものなのです。この頭の痛みで悩まされている人の多くが20代から40代の男性だといいます。群発地震のように、痛みが現れる表れる期間が集中しているためこういった名前になったのです。一度痛みを感じると数日間は非常に強い痛みに悩まされ続けます。目の奥や周り、そして側頭部の辺りまで刺すような激しい痛みが数十分続くという特徴があります。そのため、目がえぐられるようだと表現することもあるようです。片頭痛や緊張型頭痛のように簡単に治まる痛みではなく、部屋をのたうち回ったり壁に頭を打ちつけるという人がいるほど耐え難い痛みに襲われます。そういった痛みは数ヶ月間毎日同じような時間帯に起こり、深夜や朝方に集中するようです。一度症状が治まってもまた半年や数年後に再発して何度も繰り返すのがこの症状の恐ろしいところでもあります。
詳しい原因は解明されていませんが、片頭痛のように血管の拡張が原因だといわれています。ただ、片頭痛と異なるのが、目の周りや後ろにある血管の拡張によるということです。そういった部分で血管が拡張して炎症を起こすと痛みだけでなく、涙や充血、鼻水やまぶたの腫れといった症状も併発するでしょう。症状が現れている時期にアルコールを摂取すると必ず痛みが起こってしまうので、飲酒も気軽にできなくなります。また、タバコや疲労、気圧の変化や季節の変わり目などでも影響を受けるので、日常生活に大きな影響が出てしまうのです。酷い痛みを抱えているため、なかなか定職に就くことができないという人もいます。群発頭痛の治療として医療機関では濃度の高い酸素の吸入と薬物療法を組み合わせて行なっています。